曖昧な定義 5

うぬー、どこへ終点を持って行こう？
書きたい事ばっか詰め込んでるので道がそれまくりwww

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この世界に生み出されたときからMEIKOは俺と一緒にそこにいた。
お互いに唯一無二の存在だった。
それは当然の事だし、それが普通なんだと思っていた。

しばらくして、妹や弟達が来て、大事なものが増えた。
それと同時に、比較、って言っちゃなんだけど、
大事、の中にも、また特別なものがあるんだ、と言う事に気が付いた。
まぁ、俺だけだったのかもしれないけれど。

それをどう表現していいのか、どう伝えていいのか、
よくわからなかったし、上手くいかなかった。
直球に好きって言っても、かわされてしまうから。

きっかけは突発的な事故だったのかもしれない。
でも自分は受け入れられたんだ、と信じている。それが嬉しくて。

それが男女の仲であるかどうかと言うのは疑問ではあるけれど。
そもそも性別なんてあって無いようなものだし。
声の特質に合わせた特徴付けであって。

……いや、ごめん、やっぱそーゆー欲求はありました。ご馳走様です。




「あの人も納まるべきところに納まった……って聞けよ！」

「あ、ごめん、聞いてるって」

思わず回想シーンに突入しそうな勢いだった。危ない危ない。

「ほら、MEIKO姉ぇってば考え方ガチガチに堅いじゃん。
　結構見てて危なっかしいんだよね。自分の首絞めるカンジでさ。
　だから、ちょっとは柔軟になるんじゃないかって期待してるんだけどさ」

あれ？ただ怒られているだけかと思っていたら、レンも色々考えてるんだなぁ。
結構いいところ突いてるなぁ。次世代の感受性恐るべし。